【38日目】ファーム生活



ホストファミリーの方の実家が農場を経営していて、イースターホリデーにあわせて一週間ほど泊りに行くらしい。招待されたものの私は仕事があるので一週間は無理で、三日間休みをとってお招きに預かってきました。

たった三日間、丸一日いたのは一日だけだったけど、五日間位いたんじゃないかと思うくらいすべてが濃密で素晴らしい時間でした。
個人的に、オーストラリアで一番貴重な体験をしたと思う。


これぞオーストラリアってくらいの広さ
まず広さが、私たちの想像できる範疇を軽く超えている。右見ても左見ても地平線が見えるって想像できるでしょうか。そこに道路が一本だけ通ってて、ぽつんと家が立ってる感じ。

そこでのびのびしながら草を食む牛や羊、あと馬も。牛乳の農場、牛肉の農場とあり、牛肉はオージービーフとして日本にも出荷されているんだとか。
ちょっと話が逸れますが、そういえばここに来て飲んでみておいしかったのが牛乳。何だか日本の牛乳よりクリーミーな感じがして甘めで、すっごくおいしいのです。味が全然違う。そして、それによってアイスクリームもおいしい。

オージービーフうし。近づくとみんなこっち見てきます。そして草をチラつかせると寄ってきます。

子牛たちのご飯の時間

すっごいおっきなトラクター。タイヤだけで180センチくらい高さがある。

牛のごはん。

おうまかわいい。仔馬もいて、子供がスキップするのを見て自分もスキップしてました。
ここの農場の方に毎日乗馬してるって話を聞いて、もはやその毎日乗馬できる環境にいるということに感嘆。
乗馬習いたかったんですよ私も…でもお金高くて諦めたのよ…。

いろんな場所を案内してもらい、出かけない時は庭でのんびーり。その庭もめちゃめちゃ広くて、日本の一軒家が20戸くらい建てられると思う。家からポストまでも100m以上あるんですよ。その庭を子供がバイクでばんばん乗り回してるんですよ。どういうことやねん?
その庭に椅子を置いて、コーヒー飲みながら牛たちを見たり子供たちと遊んだり。


これぞオーストラリアってくらいの自然
そして周りに街灯が一切なく、農場が広がっているので家もなく、夜なんかもうプラネタリウム顔負けの星空を見ることが出来ました。天の川ももちろん見られるし、零れ落ちてきそうなくらいの星!今思い出してもため息が出る。
そんな空を、上着着てあったかくしながらトランポリンの上に寝転がって見るという、贅沢すぎる時間。あの夜空は機会があればもう一度見たいです。本当に自分が小さく思える。

都心よりも更に水が貴重で制限があったり、ハエがものすごくいてしかもものすごくフレンドリーだったりと思い通りにならない点はいろいろとありますが、それが吹き飛ぶくらいの大自然と広大さでした。
こんな素晴らしいところに住んでたら、心も広くなるし余裕が出るし、ストレスフリーにもほどがある。精神的に疲れた時には良い薬ですよ。

とっても素敵なところに招いてくださったホストファミリーに感謝してもしきれないです。オーストラリア、すごい。


ブログランキングに参加しました。  
一日一回カウントされます。クリックしていただけると嬉しいです。


コメント